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岡崎市伊賀町の歯医者 神谷ファミリー歯科の矯正治療


■歯並び - 口呼吸 - 健康への悪影響


お子様の元気な笑顔のために

矯正顧問医 保田好隆 元大阪大学 歯学部 助教授
矯正顧問医 保田好隆 元大阪大学 歯学部 助教授
当院には、お子様の歯並びに関する相談が多く寄せられます。

実は、よくない咬み合わせには思いがけない原因があります。それは、タイトルにある「口呼吸」です。

 鼻がよくつまったり、口をポカンと開けていたり、姿勢が前かがみになっていたりしている子どもの多くは、口で呼吸をしています。

寝ているときにいびきや寝汗をかいていることもあります。いい睡眠がとれていないために、朝から疲れている様子のお子様もいます。

小学生のうちに歯並びを治療するほうが、中学生以上になってからの治療よりも簡単なことが多く、健康面にも大きな効果が期待できます。

お子様の元気な毎日のためにできることを、私たちと一緒に考えましょう。

●歯並びが悪いお子様には、共通点があります。


良くない咬み合わせのことを「不正咬合」あるいは「咬合異常」といいます。

不正咬合の原因には、あごの骨や歯の形・大きさに関する遺伝的なものと、頬づえや指しゃぶりなどの悪い習慣による環境的なものがあります。

実際にはいろいろな原因が重なって、さまざまな状態の不正咬合になりますが、歯並びの相談にくるお子様たちは、実は同じ問題を抱えている場合が多いのです。

それは、「口呼吸をしている」ということです。

こんな様子に心当たりはありませんか?

お子様のクセや状態をチェックしてみましょう。
2つ以上当てはまれば「口呼吸」かもしれません。

  • 鼻がよくつまる。
  • 口をポカンと開けていることが多い。
  • いびきをかく。
  • 前かがみで、姿勢が悪い。
  • 食べているときにペチャペチャ音をたてる。
  • 話すときの舌の位置がどうもおかしい。
  • 何かを飲み込む時に舌が前に出てくる。
  • 上の歯列の形が逆V字型になっている。
  • 上あごの天井が高い。
  • 扁桃腺が腫れたり、風邪をひきやすい。
  • 寝汗をかく。
  • 寝ているときに立ったり、座ったりする。
  • 睡眠時間が足りているのに、朝から疲れている。
  • 中耳炎になりやすい。

●口呼吸をしていると、歯並びに悪影響をもたらします。


歯並びにもたらす影響


●口呼吸と鼻呼吸の違い


口呼吸をすると、冷たく乾いた空気がそのままのどを通るために、咽頭炎や扁桃炎も起こしやすく、風邪をひきやすくなります。また、吸いこむ空気に湿り気が少ないと、肺の中で酸素と二酸化炭素のガス交換を行う肺胞の働きも鈍り、酸素の吸収量が減ってしまいます。口の中も乾燥して、唾液による殺菌作用が低下し、雑菌が増え、歯周病や口内炎、ヘルペスを生じやすくなります。

 また、口で呼吸をしていると、扁桃腺が炎症を起こしやすくなります。そのため、異物をブロックするはずのリンパ組織が雑菌のたまり場となり、免疫機能も低下するので、口呼吸がアトピーやリウマチの原因のひとつであると考えている内科医もいます。

一方、鼻呼吸では、鼻腔の内側の粘膜にある繊毛や粘液が異物やバイ菌・ウィルスをブロックし、咽頭のリンパ組織も気道への異物やバイ菌・ウィルスの侵入を防ぎます。さらに、鼻腔とつながっている副鼻腔(鼻腔のまわりにある、骨で囲まれた空洞部分)が呼気の温度・湿度調節をして、喉や肺を痛めることはありません。脳が冷却されることも重要な機能のひとつです。

すなわち口呼吸では脳が冷やされず、集中力がなくなったり、睡眠障害を引き起こしやすくなります。私たちはお子様の歯並びだけではなく、健やかな全身の成長発育を見守っていきたいと思っています。

●固定式拡大装置を使って、あご自体の拡大をめざします。


固定式拡大装置を装着したところ
固定式拡大装置を装着したところ

上あごの骨の拡大には、固定式拡大装置を使います。起きているときも寝ているときも、一日中つけたままなので、拡大する力の効果は確実です。装着した直後は「しゃべりづらい」「食べたり、飲んだりしづらい」という違和感がありますが、子どもたちの多くは一日たてば慣れてしまいます。

この装置では、正中口蓋縫合に数キログラムの強い力がかかるため、上あごを左右に広げることができます。しかし、力が大きすぎるので、歯そのものは動きません。

つなぎ目が広がった部分には新しい骨がつくられて、上あごの骨の成長をうながします。

上あごを拡大することによる鼻呼吸への改善

正中口蓋縫合を拡大装置で左右に広げていく。広がったすき間に骨ができて、上あごの天井が広がると、天井裏の鼻腔も広がる。
結果として鼻の通りが良くなり、鼻呼吸しやすい状態となる。

上あごを拡大するイメージ

具体的な治療の流れ
具体的な治療の流れ

固定式拡大装置を装着します。週に2回、保護者が中央のネジを回して、少しずつ上あごを広げます(約2ヶ月)。

上あごは3、4ミリほど広がります(症状によっては10ミリ近く広げることもあります)。3か月から6ケ月の間、広がった縫合部に骨ができるのを待ちます。


治療前⇒治療後

このように、あごの骨の成長期を利用して、あごを広げたり、上下のあごの位置関係を改善したり、歯が正しく生えてくる環境を整える治療を「1期治療」といいます。

その他の1期治療で使う装置

その他の1期治療で使う装置

2期治療(中高生以降)

2期治療(中高生以降) あごの骨の成長が終了してから、生えそろった永久歯をきちんと並べる為の治療を「2期治療」といいます。

1期治療であごの骨格や歯列を改善しても、歯並びの状態によっては、2期治療が必要な場合があります。


2期治療(中高生以降)

「口呼吸はわざわいのもと 小児矯正歯科治療の現場から 著者/保田 好秀」より改変

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